top of page

腰痛に関係する筋肉⑥梨状筋


腰痛や肩こりに対して多摩市多摩センターのばしてほぐす整体を使う整体院からだやの梨状筋図

 今回は洋梨のような形をしている梨状筋です。この筋肉もあまり聞いたことがない方が多いと思われます。

 梨状筋の働きは、股関節を外旋させる事、具体的にはつま先を外側に向ける方向に股関節を捻じる動きです。様々な方向に動くスポーツ選手などがよく発達しています。

 ☆印の付いている部分が梨状筋なんですが、注目してほしいのは梨状筋の下から下方に向かって伸びている白いひも状の物です。これがいわゆる坐骨神経です。

 この神経がどこかで圧迫されることで、神経沿いに痛みやしびれが出る「坐骨神経痛」が発生します。神経の大元である脊髄の部分で圧迫を受ける脊柱管狭窄症や、椎間板ヘルニアなどMRIなどの画像ではっきり確認ができるものもありますが、中には画像上は問題がないのにひどい神経症状が出ている場合もあります。

 ここでもう一度梨状筋の図を見てください。鋭い方はもうお分かりでしょうが梨状筋が緊張して坐骨神経を圧迫することがあるのです(梨状筋症候群)。この場合、緊張した梨状筋をうまくストレッチして緩めないとなかなか症状が治まりません。「実際の症例と解説3」ページの5番に実例がありますのでご参考にどうぞ。

図は筋肉.guide様 http://www.musculature.biz/

アーカイブ
カテゴリー
タグ
bottom of page