肩こりに関係する筋肉②肩甲挙筋

肩こり第二回目は肩甲挙筋です。この筋肉は頸椎の横から肩甲骨に繋がっています。
働きは肩甲骨を上内方に引き上げる、具体的には「肩をすくめる」動作となります。
寒かったり、緊張したり、いわゆる「肩に力が入る」時はこの筋肉が緊張しています。また、体の力が抜けにくい方もこの筋肉が強張って肩こりになるケースが多々みられます(もちろん僧帽筋もです)。
僧帽筋の場合は肩口あたりを下方に引くように自分でもストレッチしやすいのですが、肩甲挙筋は図で分かるように肩甲骨の内縁を下方に引っ張らないといけないので、実は一人では非常に伸ばしにくい筋肉の一つなのです。
そこを伸ばすのがからだやで使っている「肩甲骨の裏に手を入れて直接引き下ろす」テクニックになります。こればっかりは実際に体験してみないと感覚が分からないと思いますので、ぜひ一度いらっしゃって下さい。
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