肩こりに関係する筋肉⑥頭板状筋
今回は「肩こり」というより「首こり」に関係する頭板状筋です。
この筋肉は後頭骨を後ろから引っ張って保持する筋肉です。図を見るだけでも大きな負担がかかっているのがうかがえるでしょう。
特に頭部が重心の真上にあるうちはいいのですが、ストレートネック(頸椎の自然なカーブが無くなり一直線になっている様)の状態になり、頭部が重心から前方に位置すると余計に後下方に引っ張らなければならないため、頭板状筋に過度の負担がかかってしまいます。
また、頭板状筋が後頭骨に付着している部分の緊張が強まると、いわゆる「筋緊張型頭痛」を生じるケースも多々あります。首の緊張を和らげることは健康のためにとても重要なことです。
図 筋肉.guide様 http://www.musculature.biz/