腰痛に関係する筋肉⑦大殿筋

そうそう腰痛に関係する筋肉で大事な筋肉を忘れていました。それが今回取り上げる「大殿筋」です。
この筋肉は、臀部の一番表面にあり、スポーツなどで脚を使って移動する時、例えばダッシュをしたり階段を上ったり、また移動は無くてもグッと踏ん張ったりする動作で常に使われる重要な筋肉です。
更に重要な役割がもう2つあり、1つは腓腹筋の項でも述べた「地面からの衝撃を和らげる」働き、もう1つは腸腰筋やハムストリングスの項で触れた「骨盤の角度調整」の役割です。大殿筋が硬くなったり弱くなったりするとその2つの役割がうまく機能せず、腰に負担がかかり腰痛の引き金となります。
対策としてはやはりスクワットなどの筋トレや、ストレッチによる柔軟性の向上です。どんな筋肉においても、「筋力」と「柔軟性」のバランスが大切です。
図 筋肉.guide様 http://www.musculature.biz/