肩の痛みに関係する筋肉⑤大胸筋
今回の大胸筋は痛みの原因というか肩の痛みの下地を作る筋肉です。
働きは腕を前に動かす事。肩こりの時も触れましたが、腕立て伏せやベンチプレスで使われる筋肉です。
大胸筋が緊張すると、腕が前に引っ張られるため、背中が丸まって姿勢が猫背気味になります。そうすると肩を動かす軸が前にずれて、腕を使うときの負担がインナーマッスル(回旋腱板)に過度にかかってしまうのです。
試しにまっすぐ立った状態と、わざと猫背にした状態で腕を上に上げてみて下さい。明らかにまっすぐの姿勢の方が腕を上げやすいと思います。
このちょっとした負担の蓄積が力の弱いインナーマッスルには堪えるのです。
肩の痛みの改善に伴う可動域拡大にも、大胸筋のストレッチが大切なのは言うまでもありません。
図は筋肉.guide様 http://www.musculature.biz/40/45/post_94/
多摩市多摩センターの整体院身体均整堂からだや