股関節痛に関係する筋肉①腸腰筋
今回は腰痛に関係する筋肉で取り上げた腸腰筋を股関節痛で取り上げます。
股関節痛が進むと、股関節が「内旋」「屈曲」の状態になっていきます。具体的には内またでお尻を突き出した姿勢です。
この股関節が屈曲した状態の時、腸腰筋が縮んで伸びにくくなり、さらに股関節に負荷がかかって関節の変形が進む「負のスパイラル」に陥ってしまいます。
それを防ぐには、いつも申し上げることですが早めに対応して股関節の柔軟性、可動域を改善していくのが一番です。病院等の電気治療には残念ながら可動域を改善させる効果はありません。徒手によって地道に動かしていくのが私の経験上最適だと実感しています。
もちろん股関節の変形がかなり進んでしまったら人工関節の置換術が必要な場合もあります。この10年で人工関節は素材も手術の技術も大幅に進化しており、予後の状態も飛躍的によくなりました。ただし、手術を受ける病院と医師はしっかり選択すべきです。
図は筋肉.guide様 http://www.musculature.biz/40/44/post_164/
多摩市多摩センターの整体院身体均整堂からだや