長嶋さんの懐の深さ

　今朝のテレビ番組「週刊ニュースリーダー」の特集で興味深いものがありました。

イチローや宮里藍、高橋尚子など錚々たるスポーツ界の面々が使用しているオークリーのスポーツサングラス。当初は日本で中々受け入れられず営業に苦労したようです。

　特に野球の球団上層部は「サングラスは野球に必要ない！」と全く話を聞かず門前払いでした。

　そこで営業担当が一計を案じ、当時ジャイアンツの監督だった長嶋さんに話を持って行ったところ、スポーツサングラスの有用性をすでに知っており使用を快諾。これにより球界での理解が一気に広がったとの事。

　長嶋さんといえば、日本プロ野球の古き良き時代の代表と言ってもいい人物です。普通なら、球団上層部の様に、サングラス使用に否定的でもおかしくありませんが、サングラスの効果を理解したうえでなおかつ自らがグラウンドで使用する柔軟性には敬服します。

　古い価値観に縛られず、新しいものも積極的に取り入れていく姿勢も長嶋さんの人間性の素晴らしさの一つなんでしょうね。

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