薬師寺東塔
薬師寺と言えば皆さん修学旅行などで一度は拝観したことがあるかと思います。私も中学校の修学旅行で初めて拝観し、お坊さんが薬師寺東塔の高さとガンダムの大きさを比較して面白おかしく話してくれたのが印象に残っています。
後に大学で史蹟研究会に入り、薬師寺の行事のお手伝いをしたご縁で東塔の上階に登らせていただいたことがあります。薬師寺の国宝の東塔を内部から見られる幸運に静かな興奮を憶えたのを思い出します。
塔の内部のイメージとして、ブルース・リーの死亡遊戯(古い?)の様に部屋が積み重なっているような映像を思い浮かべるかと思いますが、実際は中心に上から下まで一本の心柱が通り、そこから屋根に向けて木が複雑に組んであるため映画のような広々とした空間ではありません。
薬師寺東塔は建築技術といい芸術的美しさといい当時の仏教建築の最高傑作と言えるでしょう。1300年も前にこのような建物が建てられ、また現存することに驚嘆します。まさに「凍れる音楽」です。
書いていたらまた奈良にぶらりと行きたくなりました。
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