「カール」東日本販売終了

　また昭和の風物詩が一つ消えていく・・・。いや、厳密には東日本だけ販売終了という事なので消えるわけではないんですが残念には変わりありません。

　カール全体の売り上げは全盛期の年間１９０億円から６０億円にまで落ち込んでおり、ブランド存続と、工場、物流などのコストを検討した結果、四国の工場でカールを作り、西日本限定で販売するという結論に至ったようです。

　明治の見解だと、「コーン菓子からポテト菓子に消費者の嗜好が変わった」事がカール低迷の原因と分析していますが、私は「スマホの普及」も原因ではないかと考えています。

　指で画面を操作するスマホにおいて、油と粉で手がギトギトになるカールはどうしても敬遠されがちでしょう。現に、ポテト菓子市場においても、手が汚れやすいポテトチップスより、手が汚れにくい「じゃがりこ」などのスティックタイプの方が売り上げを伸ばしています。

　カールも、食べやすさ、手の汚れにくさの観点から改良を加えればまだまだ復活の目はあると思うのは私だけでしょうか。

　　　　　　　　　　　多摩市多摩センターの整体院身体均整堂からだや