マイオカイン(筋肉が分泌するホルモン)
人体に様々な影響を与えるホルモンを分泌するのは副腎や甲状腺などの特殊な器官だと以前は考えられていました。
しかし様々な研究の結果、「筋肉」も重要なホルモンを分泌していることが判ってきました。例を挙げてみましょう。
SPARC
大腸がんのがん細胞を自殺させる(がんの予防)
IL-6
肥満や糖尿病を抑える
アイリシン
認知機能の改善
等、現段階で30種類以上のホルモンが筋肉から分泌されることが確認されています。そして、このホルモンの分泌を促すのが筋肉の「収縮と伸展」つまり「運動とストレッチ」なのです。
かといって、激しい運動が必要なわけではありません。例えば大妻女子大の髙波嘉一教授は、少しきつめのウォーキングと普通のウォーキングを繰り返す「インターバル速歩」を、「そしがや大蔵クリニック」の中山久徳院長は、机やいすにつかまり、片足をぶらぶら前後左右に動かす「足ブラブラストレッチ」を推奨しています。
日常にちょっとした運動とストレッチを取り入れてみてはいかがでしょうか。なお余談ですが「からだや」の筋肉を伸ばしてほぐす施術も理論的にはマイオカインの分泌の効果があると思われます。
多摩市多摩センターの整体院身体均整堂からだや