フランスのテロ、トルコの革命未遂

　世界各地で不穏な事件が相次いでいます。ここ数年の色々な事件で感じるのは「インターネットの影響」です。２０世紀の頃は、まず組織があり、組織に引き込まれて個人が洗脳されていく図式だったのに対し、ここ５,６年の事件は個人の方からインターネットを通じて反社会的思想や組織に歩み寄り洗脳されてしまう「能動的洗脳」とでも言えるようなケースが多々見られます。

　インターネットを通じて、一般の人々が世界の様々な情報や価値観を得られるようになった現代社会では、国の指導者が国民を扇動して誘導し、他国と戦争を始める２０世紀型の戦争を抑止する反面、インターネットで反社会的思想に染まった個人や組織が国や政府、もしくは不特定多数を対象としたテロ行為を助長する力は増大していると言えるでしょう。

　つまり、これからは国と国との戦争ではなく、国内のテロや内乱がますます増えてくるのではないでしょうか。と書いたところでトルコの革命の情報が入ってきました。結局未遂に終わったようですが、今後も世界各地で不穏な事件が続く可能性があります。

　ミサイルを乱発している某独裁国家の軍の一部にも動きがみられるとの事。近いうちにひと悶着あるかもしれません。

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