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光免疫療法(がん光治療)


多摩市多摩センターの整体院身体均整堂からだやの光免疫

 数年前に義母が大腸がんで闘病している時に、他に治療法はないかと思い色々とネットで調べたことがあります。

 正直いかがわしいものも多く、こんなので200万も取るのかと呆れたものです。

 その中の一つに、自分の免疫細胞を取り出して培養し、数を増やしてから体内に戻す、という治療法がありまして、思わず

「自分の免疫細胞ががん細胞に対して効力がなくなっているからがん細胞が大きくなったんだろうが!」

 と突っ込みを入れたのを覚えています。

 しかしここにきて本当に効果が期待できる免疫系の療法が生まれそうです。それがこの「光免疫療法(がん光治療)」です。

 がん細胞に自分の免疫が効かないのは、がん細胞が周りに制御性T細胞を呼び寄せ免疫細胞であるリンパ球の攻撃から身を守っているためです。今回の療法は、この制御性T細胞に結びつく抗体に近赤外線に反応して化学反応を起こす物質をくっつけ、抗体が制御性T細胞にくっついた所に近赤外線を当て制御性T細胞を化学反応でで破壊し、がん細胞を丸裸にしてリンパ球の攻撃を可能にする療法です。

 あくまでも破壊されるのは抗体と結びついた制御性T細胞であり、がん細胞をやっつけるのは自分の免疫細胞です。サイトによっては誤認している記述も見受けられますのでご注意を。

 この療法が確立すれば、理論的にはがんは手術なしで完治する病気の一つになります。一日でも早く研究が進むことを望んで止みません。

          多摩市多摩センターの整体院身体均整堂からだや

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