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3月11日


整体院身体均整堂からだやの東北の海

 以前触れたことがありますが、うちは両親とも仙台の出身です。

 母方の祖母の家は仙台市の山形寄りの所だったので、幸い被害は少なくて済みましたが、当時90歳だった祖母は東北が壊滅したのがショックで、繰り返し映像を流すテレビが嫌いになりふさぎ込むようになってしまいました。

 すると足が弱り転んで大腿骨骨折、手術した後今度は脳梗塞で寝たきりと坂道を転げ落ちるように体調を崩していった事を憶えています。

 からだやでもちょうどお客様の施術中で、あまりの揺れに表の様子をうかがうと、電柱がグラグラ左右に動いていてゾッとしました。幸いその時のお客様には被害はなく、ありがたいことに今も継続していらっしゃっています。

 当時はお店にパソコンがなく、電話もつながらなかったので詳しい状況が全く分かりませんでした。夜の8時にお店を閉め、ニュータウン通りをバイクで帰るとたくさんの歩く人が。途中の公衆電話には長蛇の列。ただ事ではないと感じ家に帰るとテレビには津波の映像が。全身が泡立つような感覚がして立ちすくんでしまいました。

 ともすれば忘れそうになってしまう震災の記憶。定期的に思い出すことも大切かもしれません。東北の更なる復興と、震災で亡くなられた方のご冥福を改めてお祈りいたします。

          多摩市多摩センターの整体院身体均整堂からだや

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