肩の痛みに関係する筋肉④三角筋
図は体の側面から見たものです。三角筋は、ボクサーの肩の所でボコッと盛り上がっている筋肉です。
この筋肉は前部、側部、後部と筋繊維の方向が分かれており、それぞれ腕を前、横、後に動かす働きがあります。
長年肩の痛みの症例を見てきて言えるのは、肩の痛みが三角筋が原因でスタートする例はほとんどないという事です。まず原因として棘上筋なり上腕二頭筋の症状があり、かばって使っているうちに三角筋に過度の負担がかかり次第に痛みを生じるケースがほとんどです。逆に言えば、三角筋に痛みが出てきている時点で肩の痛みをこじらせかけている段階にきています。
対処法としてはやはり原因となっている部分を特定し、地道に肩関節の可動域を広げていくしかありません。肩の痛みの改善にはどうしてもある程度の時間が必要になります。
こじらせた場合、何も治療しないで1年から1年半が一つの目安です。あとはいかに的確な対処をして回復期間を早めていくかになります。
図 筋肉.guide様 http://www.musculature.biz/40/43/post_88/
多摩市多摩センターの整体院身体均整堂からだや